真鯛の海遊記録

クイズで日常を豊かに

クイズで日常を豊かに【有名作品の名前がついた症候群】

皆さん、「クイズ」はお好きですか?


好きですよね?テレビでクイズ番組が流れてたらつい答えが出るまで見ちゃいますよね?


今回はそんなクイズにしか出ないようなユニークな名前の症候群を紹介したいと思います。
(クイズで出る場合の問題文や早押しポイントなどもあるよ)


今回紹介するのはこの3つ!

青い鳥症候群
ピーターパン症候群
不思議の国のアリス症候群


それでは順に紹介していきたいと思います。

青い鳥症候群

青い鳥症候群は、1908年にベルギー人作家モーリス・メーテルリンクが書いた童話「青い鳥」の中で「主人公のチルチルとミチルが幸せの象徴である青い鳥を探しに行くが、意外と幸せの青い鳥は身近にあることに気付かされる」ことから、「今よりもっといい人が現れる」「今よりもっといい仕事が見つかる」など現実を直視せず根拠の無い「青い鳥」を探し続ける人たちを指す通俗的な呼称であります。


私たちが良く知る例だと美を求めて顔面がとんでもないことになった扇風機オバさんとかを考えれば分かりやすいかもですね。


今よりもより良いものを求めるというのは成功する秘訣でもあるとは思うので一概には良い悪いは言えないんですが…


青い鳥症候群命名したのは、日本人の精神科医「清水将之」さんで1983年の著書「青い鳥症候群偏差値エリートの末路」で提唱された概念です。 

個人的には人間を偏差値という18歳までの環境と努力で判断するのは好きではないんですけどね笑

さて、この青い鳥症候群がクイズで出るとしたらどうなるか
私なりに問題文を考えてきました。


①「1983年に日本の精神科医清水将之によって命名された、理想を求めて次々に新しいものを得ようとする傾向を、ある文学作品の名前を取って何症候群と言うでしょう?」

この問題を解説します。
この問題確定ポイントは日本のせいし/んかい
/のところです。
「1983年に日本の」でほとんど確定はできているのですが、これだとディズニーランド開園が捨てきれないのですね。
他にも1983年の日本では、高校生クイズがスタートしてたり、大川栄策さんの「さざんかの宿」がオリコン1を獲得してたりします。
ただ、「さざんかの宿」はクイズ的にはそんなに有名ではないですし、高校生クイズやディズニーランドでは日本のとは言わないと思うので、読ませ押しも含めて日本の本ぐらいで押していいかもしれないです。

 


②「ベルギー人作家メーテルリンクの作品で、その主人公チルチルとミチルが作品内で幸せの象徴を探していたが、実は近くにあったことから名付けられた症候群を何というでしょう?」

上の問題文は無理矢理な構造の上、問題文の後半にならないと「青い鳥」か「青い鳥症候群」か確定できないので、あまり良い問題ではないのですが…
例は多いがほうが良いと思いまして。
はい、次の症候群にいきたいと思います!


ピーターパン症候群


ピーターパン症候群は1983年にアメリカの心理学者ダン・カイリーによって提唱された、大人という年齢に達しているにもかかわらず精神的に大人にならない男性を表す言葉。

偶然かなーとは思うんですけど青い鳥症候群と同じ1983年発祥の概念ですね。
モラトリアム期間やギャップイヤーとは少し違うのかな?
精神的な大人の定義に関しては自分からは何も言わないでおきます。

では問題文を考えてみましょう!

①「1983年にアメリカの心理学者ダン・カイリーによって提唱された、成長することを拒む男性のことを、その作中で歳を取らないとされてるキャラクターの名前を用いて何症候群というでしょう?」


1983年のアメリカで起きたことは2つしかありません!
それはピーターパン症候群の提唱とアメリカ西グランプリでマクラーレンのワトソンが大逆転優勝したことです。

なので確定ポイントは「アメリカのし/んり」です!
アメリカのロングビーチ」ってきたらマクラーレンかワトソンです。


②「正式な心理学・精神医学用語ではないためアメリカ精神医学会出版の{精神疾患診断統計マニュアル}には載っていない、成長することを拒む男性のことを、その作中で歳を取らないとされてるキャラクターの名前を用いて何症候群というでしょう?」

これでクイズとして確定するかまでは確かめてませんが、正式な用語ではないということも覚えていただけたらと思います。


それでは最後の症候群紹介です。


不思議の国のアリス症候群

不思議の国のアリス症候群とは、1955年にイギリスの精神学者トッドによって名付けられた、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を引き起こす症候群です。

ちょっとこれは前の2つと違ってあまりイメージできないですね。子供に多く見られるとのことです。
漫画とかでよくあるスローモーションに見えるやつとも違うらしいです。(タキサイキア現象と言うらしい。)


それでは問題文を考えてみましょう!


1955年にイギリスの精神科医ジョン・トッドによって命名された、自分の体や周囲の物体の大きさが実際とは異なって感じられることを主な症状とする症候群を、ある文学作品のタイトルから何症候群というでしょう?


1955年のイギリスにクイズ的に特質すべきことは起きてません。
この場合、1955年に/イギリス
で押していいのですが、イギリス以外に1955年に起きてる事象も一応考えましょう。


特筆すべきは、ワルシャワ条約機構、後楽園遊園地完成、カリフォルニアディズニーランド開園ですね。
ワルシャワ条約機構から順に、結成、完成、開園で判断できると思われます。


以上、作品名の付いた症候群の名前紹介でした。
興味を持ってくれた人がいたら幸いです。
そんな僕はサザエさん症候群に陥ってます笑

 

他にもこんな症候群あるよーだったり、クイズ的にこうしたほうがいいよみたいなことがあったらコメントください!